Ludwig Reiter 130th anniversary Boots
オーストリア・ウィーンを代表するシューメーカー「Ludwig Reiter/ルーディック・ライター」は2015年で創業130周年を迎えました。創業者Ludwig Reiter/ルーディック・ライターはイタリアの靴職人の下で修業を積み、オーストリア・ハンガリー二重帝国の都ウィーンに小さな靴店を1885年に構えます。当時、ヨーロッパで絶対的な権力を手にしていた帝国の都は栄華を極め、貴族たちは華やかな生活を送っていました。そのため、ドレスや靴、刺繍など職人の技術を要する産業が発達し、様々な店が軒を連ねるヨーロッパ最大の商都としても発展していくことになります。第一次世界大戦が終了し、ヨーロッパに大きな爪痕を残すと、帝国は滅亡し、都ウィーンも衰退の一途をたどります。その後も第二次世界大戦など大きな戦争の中で、ウィーンの靴店も多くは廃業し、現在ではルーディック・ライターを含め、数軒が残るのみとなっております。ルーディック・ライター社は大戦後、職人の手仕事とグッドイヤーウエルテッド製法による機械化を共存させ、オーストリア随一のシューメーカーとして、国内の直営店以外にドイツやノルウェー、イギリスなどに出店するなど高い実力を誇っています。
そんな歴史あるシューメーカーから130周年の記念モデルとして、発売されたのがこちらです。
文頭のモノクロ写真(1880年代後半の写真)にも写っている内羽根の編上げブーツをブランド最古の木型で表現したものです。ラウンドトウは優しい丸みを帯びた形状で、捨て寸も短いこともあり、昔の英国のスタイルにも近い表情を醸し出しています。東欧独特のブタペストラストな雰囲気は無く、クセの無い木型のため履きやすい靴に仕上がっています。
ソールはレザーソールですが、靴の前半部分はダブルソールとなっており、土踏まずにかけてシングルソールになる「通称 スペードソール」仕様となっております。クッション性が高まるだけでなく、靴に抑揚がつき、エレガントなスタイルとなっています。
カジュアルなスタイルにもきっちりと似合うので、万能な靴とも言えますね。
【サイズについて】今回の商品 Ludwig Reiter stresemann 8.5着用
当店スタッフ 比較的幅広 甲高
Alden モディファイドラスト 9D
Aledn アバディーンラスト 9.5D
Enzo Bonafe 3773 キャップトウ 8.5
F.LLI Giacometti FG123 ローファー 43
MARMOLADA FG105 クライミングブーツ 43
Edward Green #202 8.5E
となります。
オンラインショップでも取り扱っております。
興味のある方は⇒コチラ
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